斎藤清版画専門30余年WINTER IN AIZU
FLOWER AND A GIRL
KAMAKURA・KYOTO・PARIS・・・

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新 着 5 作 品

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WINTER IN AIZU(50)
 1981
 37.8X52.8
 木版画
 24/04/08掲載

門 英勝寺 鎌倉
 1985
 46.0X71.6
 木版画
 24/04/08掲載

門 おんめさま 鎌倉
 1985
 37.5X52.7
 木版画
 24/04/01掲載

虚空蔵尊 会津
 1979
 38.1X53.0
 木版画
 24/04/01掲載

GATE TENRYU-JI KYOTO
 1975
 30.0X39.0
 木版画
 24/04/01掲載

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斎藤清の版画をお楽しみ、又お捜しの皆さん、   
  ようこそ当ホームページにお越し下さいました。



〜今日このごろ〜

 平成30年1月・・・
 変容と多様性という試練に斎藤清の版画作品は、時代を超えて生き残れるか?
近年、美術館や公的機関等が斎藤清の業績を讃え、様々の切り口でその本質に迫るべく、人と成りを紹介しています。かなりの反響があり、改めて共感と感動を呼び起こしているようです。何ヶ所か展示作品を見れば、それこそ「斎藤清作品の全貌」を垣間見る想いがします。
 時代毎に様々の技法をあみだし、苦悶しながら生み落とした作品群に一貫して流れる斎藤清の思いは何だったのか。何を表現したかったのか等、模索しながらも検証していかなければならない時期に来ているのではないでしょうか。もっともそれぞれの斎藤清像があってもよいのですが…。
 当ギャラリーも、ただ仕入れ、展示をし、購入を促しているだけでいいのか?
生業として斎藤清の版画を扱い、長きにわたって営業を続けていても、時代の 波に呑み込まれ一瞬のうちに流されてしまうのではないか。そんな不安と焦燥の中、大義をも感じています。加齢に抗い、健康を維持しながらも何かを伝え、何かを繋ぎ 、何かを残す使命があると思っています。
 最近、嬉しいことがありました。知人によれば静岡県伊豆地方のサーフショップのオーナーが斎藤清の版画に夢中になり、ホームページ作品の更新を楽しみにしているようです。少し前の話ですが、ニューヨーク在住、日本人料理人が街で作品を見かけ、出生を調べ、栃木県に帰省した折、会津を訪れ街中に画廊を見つけ飛び込んで来ました。偶然の出会いに感謝し、明日から又頑張れるとのことでした。以前から全然違う世界の人にも、斎藤清の版画を理解して貰えるし、その普遍性を確信していました。更に斎藤清の世界が広がる予感があります。
 何とか一区切りがつくまで、もうしばらく、斎藤清の版画を追いかけていきたいと思います。

 平成28年5月・・・
 諸行無常、有為転変をしみじみと感じる高齢になり、初めて大病しました。平成28年1月、風邪をこじらせ肺炎になり、余病も併発し5月まで入退院を繰り返しました。
 その間、最後の晩餐も考えたほどです。幸いにして会津若松の大病院・竹田総合病院循環器科の清田(せいた)医師に命を救われました。最初から掛かった訳でなく、他でボロボロになっていた私に、サードオピニオンとして、ピンポイントの粘りづよい治療を施して下さいました。医療スタッフにも「命を守る義務」でなく「命を守る使命」さえ感じた次第です。感謝!感謝!以前よりも元気になれる自分を予感しています。なんとかして自分の実生活でこのお返しをしていきたい気持ちでいっぱいです。
 然るに「斎藤清の版画」事情にも明るい兆しが見えています。まず本家本元の「斎藤清美術館」が財政事情の極端な悪化のさなか、打って出ようとしていることです。
 数多の画集が出版されているにもかかわらず、収蔵作品主体の、独自の画集を三分冊で発刊する予定で、このほど第一巻が完成しました。また、今年7月には、展示のリニューアルや週末毎の様々なワークショップ、アートフェスティバルなどから順次予定されているようで、斎藤作品を 核としたアートの入り口になることが期待されます。さらには、来年2017年の秋には斎藤清没後20年・開館20周年となる記念の年であることから、斎藤清が影響を受けた作家のひとり、エドヴァルド・ムンクとの特別企画展「ムンク×斎藤清展」をノルウエー王国大使館の後援のもと、美術館で開催するようです。
 斎藤清没後来年で20周年。 元々かなり高名な画家なのですが、孤高で根回しが不得手、「我が道を行く」タイプの画家でした。残念ながら過去には「福島の画家」と認識され、特に昭和20年代には「版画」を「半画」と馬鹿にされたり、進駐して来たアメリカ人が持ち帰り人気が出たため、「お土産作家」と揶揄されたこともありました。残念ながら未だ日本を代表する画家としての位置付けがなされていません。斎藤清の作品は、幸いにして数が多く、優れた作品なので、再度日本、世界にその価値を発信し、盛時をも凌ぐ勢いを取り戻せると思います。
 当イトー美術の伊藤武が「斎藤清の作品」に魅せられて30余年、「バブル」、「斎藤清ブーム」の洗礼を受け価格が高騰し、その後景気の長期低落を経て、未だ下がり続けています。その間、当然人気も陰りをみせ、大半の画廊とお客様が斎藤清から距離を置くようになりました。その反面、新たに県外からのお客様も多数見えています。やはり絵に力があるからだと思います。絵画の価値は価格・人気等に惑わせられず、自分で決めるものです。およそ芸術などの文化遺産は、金融資産と違い、流行り廃りもあり騰貴には向きません。中には騰貴の対象になるものもありますが、長期にわたり紆余曲折を経て評価が確定するものです。自分達の時代では結果が明らかにならないこともあるでしょう。テレビの「何でも鑑定団」等で一喜一憂しないでください。あくまでもエンターテイメントとして楽しんでください。
 日本で世界で歴史上の人物の業績が検証され、見直され、評価が一変しています。このままの流れでは「斎藤清」は埋もれてしまうのではないか。危機感があります。北斎が西洋絵画に多大な影響を与えたように、再発掘、再評価がなされ、「美術史上の人物になる可能性を信じつつ、私も及ばずながら、精いっぱい「斎藤清」を発信していきます。この会津に未来永劫、「一人の画家」を扱うギャラリーがあってもいいと思います。美術館だけでなく、気軽に鑑賞でき、 一方通行でない出会いの場にしたいと思います。そんなに遠くない時期、どなたかにスムーズにバトンタッチするのが私の定めだと思っています。

 平成21年2月・・・
 斎藤清版画の価値を今年に繋ぐことができました。斎藤清作品への密やかで熱き想いにお応えする為、画像の更新を積極的に続け、流通の輪を更に広げていくつもりです。皆様のご厚誼に感謝申し上げると共にご協力の程宜しくお願い致します。
 斎藤清が海外で賞を取り、文化功労賞にも選ばれ、晩年迄の十数年間、一定の地域で多数の方が斎藤清の版画を求められ、価格も高騰しました。世代交代期を迎え、その魅力と価値を次世代の広範な美術愛好者に伝えきれないまま、需給が極端に減っています。
 既に価格も一部の人気作品・代表作等を除き、供給が阻害されるほど下落しているのが実情です。このまま斎藤清の版画は市場から消えてしまうのでしょうか。
 女性のお客様が「夫は斎藤清の秀作版画を集めるのが生きがいでした。最初自分は興味がなく、家計のやり繰りに大変苦労しましたが、いつしか二人ともコレクターとして斎藤清の作品を捜しにどこにでも行きました。」と述懐されたことを思い出します。最近、「家族旅行で鎌倉の美術館に行き、偶然斎藤清の作品に出会い、いまだ驚愕が消えません・・・」とメールを寄せられた方もいらっしゃいます。又、こんな時代でも、お客様の作品に対する熱視線・真摯な蒐集意欲が一向に衰えていないのを感じています。
 とまれ、人の生き方を左右するような絵が埋もれていい訳がありません。実は斎藤清の作品は多数、埋蔵・退蔵・死蔵されています。勇気をもってそれらの作品を掘り出しています。その際、市場におもねて一過性の価格を付けることはもっての外です。経済的価値を厳正に見極め、リーズナブルな価格で作品を提供することが肝要です。それこそ、矜持を以って吟味した情報を発信し続ければ、多くのお客様は、互換性のない斎藤清版画を再評価され、未来にその価値を継承してくださると信じています。
 何かご意見・ご質問等ありましたら是非お聞かせいただきたいと思います。

〜 〜 〜 〜 〜

斎藤清 版画専門の画廊、イトー美術は、季刊誌「版画芸術」に、秀作作品の広告をだしました。
人気作品や名品と言われているものを意識する事なく、独自に選んだ作品の数々です。
皆様も、ご自分のベスト30〜50等を選んでみてはいかがですか。
これまでに掲載したものと適宜追加した作品をご紹介いたします。
掲載作品と追加作品がある程度纏まり、斎藤清の業績の一端でも垣間見えたら、それらの作品を中心に「(列島縦断)斎藤清 版画展」を開催したいという見果てぬ夢を追いかけています。

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